関心がお有りなようなので、以下少々赤裸々です。
経尿道的前立腺切除術。ITU-R・・ん?
違う。違いました。TUR-P。
ITU-Rってのは、どこかで見ませんでしたか?
そう、サラウンドスピーカーの推奨配置の方ね。ここで突っ込んでもらわないと。(笑)
さて、手術の方法はまず、前立腺の被膜と肥大した中身を剥がしてから細かくして排出するのだと言われましたが、これだとTUR-Pとは違う名称なのが検索で出るんですよね。
まあ、その辺りの事をドクターに細かく追求しませんでした。
入院は7日間でした。
手術は下半身麻酔で2時間半くらい。
痛くは無いけど、何かやってるのは押される感じでわかります。
痛くて困るのは術後の夜。
カテーテルは太いです。見た目はΦ7ミリ位あったでしょうか。膀胱を洗うための灌流水を点滴の様に流し込むので二重構造のために太いです。
それが3、4日位は入ってましたか。抜くときはそりゃあ痛いです。
カテーテルが抜けて最初の排尿は、行く途中で漏れちゃう感じ。感覚がバカになってるせいでしょう。パットなりリハパンなりを、なぜ付けてくれなかった?
そして15分おきの尿意。うーん酷い。術後は仕方がないそうです。2日位が酷かった。
しかし、その出方は劇的に変わります。ドドドって感じ。勢いはすごく改善してびっくりします。
もうこの後、ひと月位は血尿出ます。無くなるまでは2ヶ月位。
あの太いカテーテルのせいで、先っちょの感覚が戻るまでは3ヶ月位は掛かったかなあ。
で、肝心の頻尿は治ったのか。
だいぶ良くはなりました。ただ劇的改善という訳ではないです。
飲食後の15分、1時間ってのは、ほぼなくなりました。まあこれだけで全然違います。
寒いころとか、最近でも気温の低下した時、外出した出先とかの悪い記憶などの条件が重なると、どうやら今までの記憶が膀胱に残っているのか・・一時的に近くなったりはします。
過活動膀胱なのかも。かと言って薬を必要なほどでもなくなりました。まあ、これが個人的なデフォルト状態かも知れません。
もうすぐ1年なので、一度担当ドクターに現状報告して見解聞いて完了かなあと。
最後に注意点を。
この前書いたPSAの値が上がると、生検でしか白黒(がんの疑いについての)がつけられません。
前立腺肥大の手術と同様に、屈辱的体勢(ほぼ分娩台)を覚悟してください。(笑)
前立腺肥大症の手術入院時は、個室の選択をおすすめします。
手術後の異常な頻尿によるトイレは、相部屋では無理がありましょう。
そもそも個人的には、スケジューリングされた短期入院では個室を選びたいですけどね。
あ、デメリット・・検索すると出てくる内容の通りです。ある機能が代償として失われます。
さ、これで終わりにします。