「滋養なんて、どこにあるんですか!」 精太のセリフより。
オモテの記事の冒頭、映画通なら解りますかね。これに掛けてみました。
さて、DAのデモソフトを初めて聴きました。
これは非売品なので、詳細は書けません。某所でです。
あるいは、なんで今更?と思われるでしょうか。
僕も他の多くの皆さんと同じです。「聴きたければ来てください」という非売品商法である限り、物理的に行けるか、行けないかというそれだけの事です。
DAのデモ、それは確かに思わず「おお」と声が出るほどのものでしたね。
これなら文句は無いと。
しかし、リリースされた映画ソフトはそこまででは無かったということは、この1年言い続けて来た通りです。
にも関わらず、活字媒体ではスタート当初から、なぜあのように絶賛したのか?
提灯記事という人がありますが、そうなった要因の1つが「アトモス耳」だったと推察します。
1年前のDA収録作品の1番手は「北米版トランスフォーマー/ロストエイジ」のはずです。
これに対し、数ページを割いて書かれた高評価の内容・・。
最近まで、「評論家とは、かくも耳が良く、観察力に優れ、並外れた感性で、文字に起こす能力の何と高いことか」・・そう思っていました。
ですが、DAのデモソフトを見て、事情が判りました。
このデモソフトは当初からあって、いの一番にこれを皆視聴しているはず。
で、アトモス耳が出来た。
アトモスとはこういうものだと。脳内にデフォルトが構築された。
そしてトランスフォーマーの視聴では、効果が薄い部分を補った。
人間は都合よく出来ている。不足したデータを補って構築できる。
それはアトモス耳によるものが大きい。と、考えられる。
そういう自分も1年前にデモを見ていれば、後の感想も違っていたかのかも知れない。
かくも活字媒体など信頼性は如何ばかりか。百読は一聴にしかずである。
僕の記事も個人の感性によるものに過ぎないが、関心を持ってくれるのはありがたいです。
ただ、人間なのでですね。おだててくれると、単純にまた次書こうと思うものです。