4K放送が始まり、UHD BDのリリースも普通なことになった中で、4K対応プロジェクターの最大のネック、その価格がこの1年あまりの間に30万円台から20万円を切るというような現実的な選択肢が増えてきました。
今から新品を購入するとしたら、どれを選ぶか。挙げてみました。
JVC LX-UH1
DLP方式ならBenQのHT2550が、もっとリーズナブルですが、常設かつ何年も継続使用するホームシアターではその設置性がネック。
レンズシフト機能で優位な本機が、堅実な選択でしょう。
エプソン EH-TW8400
先代8300の発売当初がほぼ40万円だったことを考えると10万円も安くなったことに驚きました。
現在の実売は26万円台なら、設置性抜群の本機はコスパが最良ですが、本体の横幅は決して小さくないので現品は見ておくべき。黒で出なかった事だけ残念。
BenQ HT3550
販売前の機種ですが、DLPのワンランク上のクラスが35万円。実力次第では魅力的かも知れません。
自身が選ぶなら・・BenQ HT3550と見比べをすると思いますが、EH-TW8400が最有力でしょう。
ちょうど1年タイミングがずれていたなら、おそらくEH-TW8400で決まりだったと思います。
もっと上位製品の中古にする?
生活圏にそういう店があって実際に現物を見れるなら良いですが、型落ちモデルには思わぬ落とし穴があります。
仕様が一世代前とか。高価な買い物が現行スタンダードモデルの仕様に負けていたり。
中古はそもそも、良品に出会うタイミングというものが合わないと。
ならば、展示処分品を選ぶほうが安心。ただし最新の仕様であるかの確認は必要。
ふつーの人は、上の3台クラスの新品を買うのが結局安心なのです。
最後に、フルハイビジョン機と4K対応機の画質差は歴然。UHDブルーレイでなくても、従来ブルーレイや放送画質に十分満足できます。