大きめのバスレフ・・面倒だなあと思いつつも着手してみることに。
自作派の真意は如何に?その点と、そのスピーカー自体の出来(音)が気になる。
やってみなければそれが解らない。
まずは、フォステクスのカタログに載っている、12センチユニット用のエンクロージャーのサイズをそのまま置き換えて作図。
手持ちのユニット、FE103Enは10センチだが、一回り上のサイズを選択して大きめのバスレフとした。
容量は約9リットルになる。
材料は板厚18ミリのパイン集成材の450×1820。
これをホームセンターでカットしてもらう。
穴は自由錐で加工。
これは会社のボール盤を拝借。
手で持つ電ドルだと、スピーカーの穴Φ93はたぶんムリ。
問題はバスレフポートのパイプに何を使うか。
トイレットペーパーの芯でも良いと言うのだが・・。
手っ取り早く思い付くところで、塩ビパイプのサイズ50×1m(内径は実測51)を購入してカット。
取付け部には同じく、50パイ継ぎ手(ソケット)を1個購入し、これまた会社の旋盤で2個のリングに切り出してG17で貼り付け。
これはバスレフポートの付け替えを可能とするため。
塩ビパイプは3種類の長さを用意。
真ん中が標準。あとの2個はテスト用。
長さの設定はフリーソフトを使用。
エンクロージャーの容積と、ダクト開口面積、チューニングFo(スピーカーの最低共振周波数)を入力ると算出してくれる。
ここまでの材料費は5,140円
続く。